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福岡滞在二日目
朝から天神に向かいイルカセットを見学

設計当時の容積率では建物筒一杯が施工不可能であり将来の容積率緩和を想定した形態として一部吹抜け状態となっている模様です。 構造はSRC造で逆梁工法とのことですが、使用上色々と問題もあるそうです。
設計者の意図とはどうしても違った方向に進むのは世の常でしょうか?テナントや事務所ビルもここ迄IT化や空調機器の進歩・今ではエコを前提に考えないと・・・寸法でも日本人の身長の伸びなど想定外でしょうか? 20年もすれば全く違う考え方が横行してきます。 特に不特定多数が使用する建築物には、あらゆる可能性と先端技術の理解に力を注がなくてはと思います。

午前の打合せの後、大分高速道路へと車を走らせ日田市へ・・・福岡から約1時間程で到着。 日東木工株式会社の工場見学(別注・オリジナル家具製造専門工場)専務の河津さんに工場内を案内していただきました。 塗装工程や切断・研磨等の仕上工程を見た後付き板の話を詳しく伺いました。 ありがとうございました勉強になりました。
今回の『Of』の家具は主に金属関係の仕事が多く、奈良・高松・山口・大分とかなり広範囲の工場で制作されます。
これからも随時各工場に足を運びたいと考えています。
ここ数日忙しい日々を過ごす間に色々なことが・・・
先週の中頃二日間『Of』projectの特注家具担当の福岡にある家具デザイン会社『ripple』へ打合せと工場見学に行きました。
初日午前中は太宰府に向かい国立博物館を見学・・・途轍もなく巨大建築物とアプローチに驚愕!!お金の掛け方が半端でない!! アプローチは太宰府天満宮の敷地から山にトンネルを掘って2本のエスカレーターと動く歩道で山の反対へ導かれる。トンネルを抜けると現れるガラス張りの山!!巨大建築物!!

内部空間も巨大な吹抜け!?特別展の前週なので人はまばら状態、今週から阿修羅展が始まるそうです。
次に訪れたのがネクサス・クールハウスやスティーブンホールの集合住宅が点在する地区・・・完成当時に来たので20年ぶり2度目の訪問でした。町並みは閑散として町の活気が伺えないのが残念でした。
ネクサスから車で5分ほどのところにアイランドシティと名付けられた人工島の真ん中にある公園に向かう・・・伊東豊雄氏設計のぐりんぐりん(公園施設)を見学


地面から這い出てきてうねるように横たえた建物?ランドスケープ?建築的要素は出来るだけ排除された形態!!
壁と床との境目も無くスラブがうねりながら続く様はアメーバーのようです。
まだまだ草木に覆われていない部分が存在しもう2・3年後には全てが埋没していい感じなのでは!?

夕方近くにrippleが手がけているテナントを見学・・・そうあの有名なアルドロッシデザインのイルパラッツォです。
同じく20年前にここに泊まったことを思い出しながら、周りを見て廻る・・・石の外観は何も変わらずこの場所に鎮座している。
今月20日再オープンだそうですが、中はかなり変わるようです。建物四隅に配置されたBarも当然様変わり・・・一角はブライダル関係の専門学校になるそうで、それをrippleが手掛ける部分で元ロッシ棟です。
今月に入り何かと忙しく時間が過ぎていました!!
今日は前回打ち合わせに用いた模型の写真を撮影

リビングから第3の吹抜けを透して階段を見る

全長約9mのサイドボード家具 天端は黒革仕上げ 赤いライン照明がアクセント 壁面は真っ黒な左官仕上げを予定

前回紹介した赤い廊下!!

この建物の象徴的な壁 Black Wall
模型は1/20で作成され出来るだけテクスチャーを忠実に再現
打ち合わせでは光の取入れ方や風の抜けを検討・説明しました。それ以外では、夜間の照明による演出効果と各仕上材のプレゼンを行いました。実施設計では、構造家との打ち合わせからコンクリートのパネル割りまで色々と検討する為に用いられます。
日曜日の打ち合わせで使用した廊下の1/10スケール模型です。



上から白色・電球色・赤色のLED照明にる光の色合いを見ています。
この廊下は真っ赤な壁面・床面で仕上げられる予定!!赤を引き立たす照明の色を見ていますが、やはり赤には赤の光がより幻想的空間になります。

壁面の仕上げはこれからの課題ですが、昼間はハイサイドライトからの光が赤いガラスを通して差し込み・・・夜は赤いLED照明の光で包まれます。

天井からのダウンか床からのアッパーか?壁に照明を仕込むのか広さと視線を考慮して検討中!?!
この建物のコンセプトは、連続する空間・ガラスの透明性・素材の質感・光の操作で構成され知覚に訴えることを意図している。私はこの建物で痕跡を強く残す住宅建築を創造したいと考えています。