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October 2007

建築旅行 2

横須賀美術館を後にし一路鎌倉へ向いました・・・雨の中・・・
予定では、葉山などに寄る予定もありましたが、なにせ凄い雨風なので!!
鎌倉の駅近くで昼食をすませ次の見学地へと江の電に飛び乗った!!

鎌倉市吉屋信子記念館へは、鎌倉から二駅め由比ケ浜の近くで閑静な住宅街の一角に位置します。

吉屋信子記念館

建物は、故 吉田五十八氏 設計 水澤工務店 施工 により37年に竣工した住宅です。今回は秋の一般公開で見学に行きました。

吉屋信子記念館 応接間

応接室のソファーも吉田五十八のデザインで天井の底目模様が特長的
今は和紙に張り替えられていますが竣工当初はクロスだったそうです。

雨の中を歩くうちに体の体温が奪われ疲れが出てきた中での到着・・・広い庭の脇のアプローチを進むと南東の角に銅板の低い下野と小さなポーチが迎えてくれる。 外壁は漆喰仕上の白が眩しく感じた。玄関には、吉屋さんのポートレートが迎えてくれる。
室内のほとんどがカーペットの床でとファンヒーターと暖かい床で気持ちも落ち着いた中での見学でした。 建物は、200平米以上の平屋と意外と大きく、その中の主要部分が公開されていました。

吉屋信子記念館 書斎

北側にある書斎は当時のままに再現され、窓の外には藤棚の借景が見える。トップライトから一日中一定の明るさでデスクを照らす。

内観の優しい感じは、吉田さんの繊細な緊張感はなかった物の全てのプロポーションの感覚は抜群であり特に外部の下野と屋根のバランスは凄いと感じました。

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071030

建築旅行 1

先週末に今年の事務所合同建築旅行に三浦半島と伊豆半島に出かけました。
初日の27日は台風と一緒に上京し一日暴風雨の中での旅になり、全員が頭から足先までずぶ濡れになりながらの移動で大変でした。 しかし、なんとか目的を達成すべく・・・目的地へと足を進めました。

最初の目的地 三浦半島の最端部観音崎公園内に位置する今年開館した横須賀美術館に向いました。

横須賀美術館

天候が良ければ房総半島が望め、浦賀水道にはたくさんの船舶が行き来していたでしょうが・・・塞ぐ物が何も無い岬では、まともに雨風を受け進むのも一苦労・・・傘が飛ばされないようにするのがやっとの体勢で美術館に到着したのが朝の10時過ぎでした。

横須賀美術館のガラス屋根

ガラスに覆われた美術館に入りエントランスからブリッジを渡るとそこからが展示室の内部?・・・この建物の特徴を大きく分けて二つと思われます。

一つは、構成です昨今の近代美術館は企画展示室と常設展示室を有しその動線の分け方と配置に一番苦慮しています。この横須賀美術館は、中央に企画展示室その廻りに堀のような形体の常設展示ギャラリーが廻っている。 

屋根裏

もう一つは、塩害対策として外壁と屋根の仕上を全てガラスとした外皮部分と鉄板で構成された内部仕上の内皮に分かれている点です。 内皮は美術品を保護する目的と大小の丸い開口をランダムに開ける事で内部の明るさを調整している。

内皮と外皮

面白いのは、内皮が鉄板で出来ているので絵画などはマグネットで壁に接着させている。

空間構成や殻に囲まれた柔らかな感じなど随所に面白い空間を体験出来ましたが、残念なのが常設展示ギャラリーが消防法及び建築基準法では、廊下(通路)と解釈されていた点ですね・・・それと展示内容に疑問が残る建物でした。
強いて言えば近代美術の彫刻などの展示に向いていると思いました。

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071030

土のアトリエ見学会

先週の週末 以前務めていた事務所の見学会があり、宝塚の山間まで出かけました。
宝塚とは言うものの市としては市街化された部分は一部でありその殆どが山間部である事を今一度感じました。
敷地は、市街地から車で約25分ほど走った所に位置し回りは畑・田んぼと山のとても宝塚とは思えない場所・・・
猪名川や丹波と思わせる雰囲気を醸し出していました。

宝塚のアトリエ

建物はアトリエ棟とギャラリー棟の2棟に分けられ、エントランスがその2棟を繋ぐように挿入されています。
両棟とも台形で片流れの屋根が特徴的です。 端部の詳細も目を引き出隅部分は、アール形状で柔らかく納められ、また地面との取合いは土から這い出て来たように地盤と壁が連続している。

太陽の光は、殆どハイサイドライトから取り込み開口部は通風とピクチャーウィンドウとしている。
杉の無垢材で覆われた空間はとても落着き、自然との共生を意識した身体的にちょうど良い大きさの建物でした。

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071015