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January 2009

Zaha Hadid

最近では数多く見かけるようになりました。脱モダンかデザインの可能性か? 有機的立体型とでも申しますか、日本でも伊東豊雄氏が植物のシルエットをそのまま柱にしたTOD'Sや自由曲面シェルの連続体構造の福岡アイランドシティ中央公園施設などがあります。
100年程前にガラス工芸や建築に芽生えたアールヌゥーボー的植物などの自然を賛美した形態・・・その再来でもないのでしょうが、現在の建築デザイン先端を走るZaha Hadid氏による最新プロジェクトです。
project 1
デンマークはアントワープの港湾地区に位置し旧消防署の増築計画です。
レンガ造の旧庁舎の上に宇宙船のよな物体が海に向って突き出ているさまは、SF映画の一場面のようです。
project 2
ルーマニアはブカレスト市街に建つ高層ビルプロジェクト
共産色の未だ残る市街地の真ん中に200mの高層ビルで上階はホテル下階はオフィスとして使用。
こちらは、植物の種子をイメージさせる形態
建築デザインの可能性を広げる刺激的な造形物が次から次へと創造するエネルギーを感じます。

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090129

T邸 見学会

本日は芦屋のT邸を見学に先輩方と数人の後輩と共に、最近では久しぶりに他の建築家の建て物を見に出かけました。今回のT邸は建築家の自邸兼アトリエであり、コンクリート打放しの建物です。
T邸 リビングキッチン
阪急沿線沿いに建てられたコンクリート打放しの建物は、アプローチから少し入った場所に二層目から一部突き出した状態で見えてきました。
1階がアトリエとギャラリーで構成され2階部分にロフトを有する吹抜け空間の居間があり、その周りに個室が配置されていました。
南に大きく開口が取られとても明るく、また床暖房により居間は暖かく気持のよい場所でした。天井以外全てがコンクリート打放しで仕上げられコンクリートの質感の良さを再認識しました。 我がアトリエも3年前に『Ht』で内外共に打放しを経験していますが、硬質な質感が表現され緊迫感のある空間が気持良いですね。
現在計画中の『Of』でも1階部分及び2階一部では打放しを採用しており、又コンクリート打設後の緊張感を味わえます。
T邸のアトリエとギャラリー(打合せスペース)の広さ・明るさに刺激を受け、我がアトリエの配置と構成をやり直そうと決意!!春には実行に移したいと思います。

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090125

東京賃貸住宅事情 Part2 旧版

大倉山から東急電車で横浜へと向かい昼の食事を済ませ、相鉄電車に乗り換え打ち合せの目的地へと向う車中・・・沿線に緑園都市駅の文字を発見!!時間は予定より45分程早い!山本理顕村のある緑園都市駅であると確信して急遽下車!!
XYSTUS(92), ARCUS(93), G.F.ビル(92), OBERISK,PRADO(93), AMNIS(93), コータ・コートと約20年程前から駅前の東西にのびる道路に面して建物が並んでいます。 建築という暴力 山本理顕
緑園都市 1
緑園都市 2
緑園都市 3
駅前である為か飲食テナントが主であり、一部上層階に居住スペースがある程度です。
日曜日の昼前であるにしても人通りもまばらで行き交う車も少ない!!店も殆ど閉まっており飲食店とパーマ屋・花屋が開いている程度!!
駅から100m程過ぎると閑静な住宅地が広がる典型的な郊外住宅地です。
天気も良くないせいか、活気みたいな物が見受けられず20年の時間の経過と共に街も変わってしまうのかと・・・コンクリート打放しとブロックのグレーな色合いがより暗いイメージを持ちました。
駅から東に歩いて10分の所に相鉄ギャラリーを発見
相鉄ギャラリー
意外にも原さんの建物の方が華やかに見えて何故かホッとしました。
20年前には山本理顕氏の建物が横浜のあちらこちらに建つさまを見て来た私は、当時容積を一杯に計画する事に追われていたせいか、これらの建物を見て容積の余裕と空間の余裕に憧れた時期が在りました。 みる物の無い物見台やバルコニー・建物内のテラスなど空間の余裕みたいなものが建築のゆとりであると思っていた。 現在見てもその空間構成の面白さや余裕は伝わりますが、色合いがやはり時代を感じます。

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090121

東京賃貸住宅事情 Part1 最新版

18日日曜日には、午後からの打ち合せの前に気になっていた建物を見に行きました。
一つはもう数年前になりますが、色々と物議をかもしながらも賞賛されていた『森山邸』と、そして横浜へ向う途中の大倉山駅近くに最近完成した『大倉山の集合住宅』です。 
森山邸は、クライアントと各賃貸の住戸が独立した形を敷地内に散りばめられています。 自作について1 自作について2
住戸の間は通路であり庭であり路地的空間として機能し住戸どうしの関係性を曖昧にし、少しの緊張感と開放感のおおらかさが際立った建物です。
建物を見るまでは、公園内に綺麗な段ボールを並べたような感じをイメージしていましたが、実際見るとそこに住むという力強い物を感じ感激しました。
この感覚は自分にも在るぞと!!思いました。いや経験が在るようにも思えて来ました。
森山邸 南角交差点より
森山邸
大倉山の集合住宅は,GA85の時から気になってい建築です。法規的には長屋を採用していますが、内部の構成や各住戸との関係性が全く解らない立体的迷路です。ただ森山邸を見た後に訪れたせいか同じ匂い空間への嗅覚を感じました。 
大倉山の集合住宅 1
大倉山の集合住宅 2
ひとつは立方体の集合で、もうひとつはアールの壁面が色々と交差しながら繋がり合う形と形態的には全く異なりますが土地に対する(土の上に建つ)考えが一致しているようです。各住戸には専用・共用と曖昧な庭と通路が提案され道路の部分だけが舗装され敷地内は全てが土の状態・・・昔(約40年程前まで)は長屋の前の道も舗装されずにどこからが敷地で在るか曖昧であり、道には草や苔が生えている状態が道路も敷地内の庭として存在しているような感覚が、この二つの建物に見れてすこしノスタルジックな建築と思いました。
どうしても形態が先に目にはいり色や形に目を奪われますが、これらの建物のプログラムはその辺から来ているような気がします。
数十年前に起こった都市ゲリラ的な都市住宅は、狭い敷地に内なる宇宙を造りだし、外とも関係性を閉ざした物が主だったのに対し最近の住宅建築は外と内の関係性を穏やかな状態に保つ事に専念された建築を目指しているように感じました。

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090120